建設アスベスト訴訟の7次提訴を大阪地裁において行いました。
建設アスベスト訴訟の7次提訴を2023(令和5)年8月30日、大阪地裁において行いました。
被災労働者9名について、死亡され方の遺族8名を含む14名を原告とし、被告は建材メーカー 社、慰謝料請求総額はおよそ2億5700万円です。
被災労働者9名の職種(疾病)はそれぞれ、大工(肺がん3名)、ダクト工(胸膜中皮腫)、空調設備工(胸膜中皮腫)、監督(胸膜中皮腫)、左官(肺がん)、内装工(胸膜中皮腫)、電気工(胸膜中皮腫)です。いずれも労災認定を受けているとともに、建設アスベスト給付金を受給済です。
被告は、当弁護団が特定した主要原因建材(石綿含有モルタル混和材、石綿含有スレートボード、石綿含有けい酸カルシウム板(第一種)、石綿含有ロックウール吸音天井板、吹付石綿、石綿含有吹付ロックウール、湿式石綿含有吹付材)を製造していた、株式会社ノザワ、ニチアス株式会社、株式会社エーアンドエーマテリアル、株式会社エム・エム・ケイ、神島化学株式会社、日東紡績株式会社、大建工業株式会社、パナソニックホールディングス株式会社、太平洋セメント株式会社、日鉄ケミカル&マテリアル株式会社、株式会社バルカーの計11社です。
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