アスベスト訴訟弁護団について

アスベスト訴訟弁護団について

弁護団概要

団体名 アスベスト訴訟弁護団
代表者 弁護士 浦 功
事務局長 アスベスト訴訟関西弁護団
弁護士 位田 浩
アスベスト訴訟関東弁護団
弁護士 菅野 典浩
連絡先 アスベスト訴訟関西弁護団
〒530-0047
大阪市北区西天満4-3-4 御影ビル6階
アスベスト訴訟関東弁護団
〒104-0045
東京都中央区築地3-9-10 築地ビル3階
対応地域 日本全国対応(北海道から沖縄まで)
電話 0120-834-931
アスベスト訴訟関西弁護団
06-6366-7077
アスベスト訴訟関東弁護団
03-6264-1990
設立年月 2005年10月
参加人数 30名(2022年4月時点)

アスベスト訴訟弁護団は、2005(平成17)年に関東と関西において結成された弁護士による専門集団です。これまで15年以上にわたり、アスベスト(石綿)被害に対する賠償の交渉、訴訟に取り組んできました。
アスベスト被害にかかる企業補償、 労災認定訴訟、国に対する賠償請求の裁判において、最高裁判決を含む多数の勝訴判決、和解を獲得した実績があります。

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代表者メッセージ

弁護士 浦 功

わたしたちアスベスト訴訟弁護団は、これまで北海道から鹿児島まで全国の裁判所においてアスベスト訴訟を遂行し、数多くの勝訴判決や勝訴的和解を獲得してきました。
当弁護団では、アスベスト製品を製造したり、アスベスト製品を取り扱ったりしていた企業で働いて、石綿肺、肺がん、中皮腫などにかかった労働者や遺族から依頼を受け、企業との補償交渉や損害賠償請求訴訟を行っています。
とくに、労基署が労働災害と認めなかったアスベスト由来の肺がんや中皮腫について、石綿粉じん曝露によるものであるとして労災認定を勝ち取った裁判は相当数にのぼります。
泉南型(工場型)アスベスト国賠の手続きでは、すでに160件を超える解決例があります。また、建設アスベスト訴訟も大阪地裁で行っています。
わたしたちは、すべてのアスベスト被害者の救済を目指しています。

弁護士 浦 功

弁護団の主な活動(沿革)

1995~2004年
古川武志弁護士が被害救済のため、全国初のアスベスト肺がんの企業賠償訴訟(大内訴訟)を提起(1997勝訴的和解)。以後、同弁護士らが横須賀米軍基地国賠訴訟(1999提訴、2002勝訴)ほか複数の訴訟を手掛ける。関西の弁護士グループがアスベスト被害の相談を開始(2004)。
2005年
10月に関東と関西の弁護士が連携し、アスベスト訴訟弁護団が結成される。
2006年
浦、位田弁護士ら(関西)が近鉄高架下建物訴訟を提起。
2008年
古川弁護士らが札幌ボイラーマン訴訟控訴審において逆転勝訴。以前は低額に抑えられていた中皮腫の慰謝料(1500万円)について、高額の慰謝料額(3000万円)を認定させることに成功。
2011年
住友ゴム訴訟(団体交渉)において、退職労働者にも元勤務先との団体交渉権があることが最高裁で確定。
2013年
近鉄高架下建物訴訟は、地裁(2009)、高裁(2010)ともに企業の責任が認められた。最高裁は、建物が安全性を欠くようになった時期が示されていないとして、事件を大阪高裁に差し戻した。
2014年
近鉄高架下建物訴訟の差戻後控訴審で企業の責任が三たび認められて完全決着(勝訴)
2019年
かつて団体交渉権を認められた退職労働者らが提起した訴訟につき、大阪高裁で勝訴確定(住友ゴム訴訟・損害賠償) 泉南型アスベスト国賠訴訟判決(福岡高裁)において、肺がんの遅延損害金起算日を変更させる判決獲得。
現在
数多くの工場型アスベスト国賠訴訟、建設アスベスト訴訟、企業への損害賠償請求訴訟・交渉案件を30名以上の弁護士により手掛けている。

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