建設アスベスト訴訟の5次提訴を大阪地裁において行いました。
建設アスベスト訴訟の5次提訴を2023(令和5)年1月31日、大阪地裁において行いました。
被災労働者4名について、死亡され方の遺族5名を含む8名を原告とし、被告は建材メーカー12社、慰謝料請求総額は1億1440万円です。
被災労働者4名の職種(疾病)はそれぞれ、現場監督(中皮腫)、保温工(肺がん)、配管工(石綿肺管理2・合併症続発性気管支炎)、電気工(中皮腫)です。いずれも労災認定を受けているとともに、建設アスベスト給付金を受給済です。
被告は、当弁護団が特定した主要原因建材(石綿含有スレートボード、石綿含有けい酸カルシウム板(第一種)、石綿含有ロックウール吸音天井板、石綿含有吹付ロックウール(乾式)、石綿含有吹付ロックウール、湿式石綿含有吹付材、吹付石綿、石綿含有けい酸カルシウム保温材、石綿保温材、石綿セメント円筒(耐火被覆塩ビ管))を製造していた、株式会社エーアンドエーマテリアル、株式会社エム・エム・ケイ、ニチアス株式会社、神島化学株式会社、日東紡績株式会社、大建工業株式会社、パナソニックホールディングス株式会社、太平洋セメント株式会社、日鉄ケミカル&マテリアル株式会社、株式会社バルカー、株式会社ノザワ、日本インシュレーション株式会社の計12社です。
当弁護団では建設アスベスト被害を受けた方とその家族からのご相談を受け付けています。
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