企業賠償 解決事例
旧国鉄鷹取工場事件
- 事件名
- 旧国鉄鷹取工場訴訟
- 被害者
- 男性・悪性腹膜中皮腫による死亡
- 作業内容
- 鉄道車両の検査修繕に関する工場内作業
- 解説
- 旧国鉄の社員が20年間、鉄道車両の修繕業務に従事し、鉄道に取り付けられた石綿製品の取り外しや管曲げ作業で用いる石綿布から発生する粉じんによって中皮腫を発症した事件です。2007年8月に神戸地裁に提訴し、訴訟では被害者の先輩社員らが当時の作業状況を克明に証言しました。その結果、判決前の和解協議により、2009年3月、勝訴判決にほぼ等しい和解が成立し、約3600万円の和解金を受領することができました。