実績紹介

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企業賠償 解決事例

山陽断熱・クラレ事件
事件名
山陽断熱・クラレ訴訟
被害者
7名 (石綿肺4名 [3名死亡、1名生存]、肺がん3名[2名死亡、1名生存])
作業内容
クラレ工場内での保温断熱工事
解説
昭和30年代以降、瀬戸内地方にある株式会社クラレの工場内で配管等の定期修繕、新設工事のために石綿保温材を取付け、取り外ししていた元従業員らの事件です。従業員(及びその遺族)らは、元勤務先の山陽断熱、施設管理者のクラレを相手に2009年1月、岡山地裁で訴え提起しました。遺族兼被害者1名、被害者遺族3家族で提訴し、後に生存中の被害者1名、遺族1家族が追加提訴しました。2013年4月、地裁は、勤務先の山陽断熱について責任を認めましたが、クラレに対しては責任を否定しました。控訴審では、被害者及びその遺族に対し、山陽断熱が計1億2000万円以上を支払うことで和解解決しました。
参照情報
岡山地裁判決平成25年4月16日・労働判例1078号20頁

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