お知らせ

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工場型アスベスト国賠訴訟において、朝日石綿工業大阪工場(現・株式会社エーアンドエーマテリアル、大阪市平野区)元労働者(死亡)遺族と国との和解が成立しました。

本年(2023年)3月10日大阪地方裁判所において、朝日石綿工業大阪工場※(現・株式会社エーアンドエーマテリアル、大阪市平野区)で「石綿スレートを製造する作業」に従事することによりアスベストにばく露し、アスベストにほる肺がんを発症し死亡した元労働者の男性のご遺族と国との和解(工場型)が成立しました。

当弁護団は、工場型アスベスト国賠訴訟の和解事案を数多く担当しており、建設型アスベスト被害とともに工場型アスベスト被害のご相談にも対応していますので、お気軽にご相談下さい。

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工場型アスベスト国賠訴訟・和解金とは

※朝日石綿工業大阪工場(現・株式会社エーアンドエーマテリアル、大阪市平野区)(旧商号・渡辺石綿工業)においては、判明している限り(2021年度までの認定分)のアスベスト労災認定状況は肺がん5件、中皮腫3件、石綿肺1件です(厚生労働省発表)。なお「石綿肺」については、2010年度までに労災認定された件数は含まれていないこと、及び、労災認定に至っていない石綿肺(じん肺管理区分2、3イ、3ロであるものの、法定合併症を発症していない場合)の件数は含まれていないですが、このような「石綿肺」の方も、国との和解については対象になります。

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